ニート脱却のために工場派遣で働きたい。いきなり重労働はきついから肉体的に楽な仕事がいいなあ。
ニートだけどそろそろ働きたい。
そんな人の中には工場派遣でニートを卒業したいという人もいるかと思います。
でも工場の仕事って肉体労働が想像できるし、ニートがいきなり肉体労働をしたらすごい大変なんじゃないかと感じるかもしれません。
しかし中には肉体労働を必要としない工場というものもあります。
それがクリーンルーム内の仕事です。
今回はニート8か月から車工場→現クリーンルームの仕事で働いている僕が、ニートが工場派遣で働くにはクリーンルームの仕事がおすすめな理由を話していきたいと思います。
現在ニートで工場派遣で働こうと思っている人、クリーンルームの仕事が気になっている人はぜひ参考にしてください。
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工場派遣のクリーンルームとは?
そもそも工場派遣のクリーンルーム内の仕事とはどのようなものなのか分からない人のために、ザックリ解説していきます。
クリーンルームとは、クリーンなルームのことです。
あ、これだと何の説明にもなっていないですね(笑)。
作っているものが少しのほこりやチリが含まれていてもアウトなため、そういった異物が入らないように徹底的に対策された室内のことです。
- クリーンスーツと呼ばれるほこりなどが付着しにくいつなぎを着る(上記の画像の感じ)
- 部屋に入る前にエアシャワーでほこりやチリを吹き飛ばす
- 安定した環境を作るために1年中一定の室温に保たれている
上記のように対策がされています。
毛なども異物になるため目以外はクリーンスーツで覆われマスクもするなど少し息苦しさがあったり、休憩の度に脱いだり来たりしなければいけないのでめんどくさいというデメリットもあります。
しかしそれ以上に夏も冬も外気温に左右されず快適に仕事ができるというのは非常に大きいです。
それと鼻炎持ちの人や花粉症の人なんかはそれがぴたりと止みます。
僕も花粉症で春はくしゃみ鼻水がすごいですし、それ以外の季節でも1日に10回くらいくしゃみが出ますがこの仕事をしてからはくしゃみが全くでなくなりました。
普通機械の下とか配線の奥の方とかってめちゃくちゃほこりが溜まると思うんですけど、そういった奥ばったところにもほこりが一切ないんですよね。
それくらいきれいな室内がクリーンルームです。
今はコロナ対策でマスクがデフォルトになっているので、そこまでの息苦しさを感じずスムーズに仕事ができました。
ニートにクリーンルームの工場派遣がおすすめな理由
ニートにクリーンルームの工場派遣がおすすめな理由は以下にあります。
- 肉体労働が少ない
- そこそこ時給が良い
- 40代の派遣社員が結構いる
詳しく解説していきます。
肉体労働が少ない
ニートにクリーンルームの工場派遣を勧める理由の一番の理由がこれです。
先ほども言いましたがクリーンルームの工場派遣は肉体労働はあまりありません。
それは何故かというと、クリーンルームの仕事というのは電子機器や精密機械、半導体などのほこりやチリに弱くかつ細かい部品を作っている仕事になります。
作っているものが非常に小さい(指先位のサイズ)ので、必然的に製品も軽いんですね。
また製品の組み立て自体は機会がやることが多いので、派遣社員は機械のオペレーター(部品のセットや細かいエラーの解除)や顕微鏡での検査といった仕事が多いです。
だから肉体労働は他の工場に比べて非常に少ないです。
僕も今の仕事で一番重いものは1キロくらいのもので、また製品は機会が作るのでその間待ち時間も発生しその間はボーっとしています(笑)。
今のところで働く前は自動車工場にいたのですが、こちらは常に動きっぱなしで体への負担も大きく死ぬほどきつかったです。
半導体不足などで非稼働日がちょこちょこあったのですが、それでも体は悲鳴を上げていましたね。
それと比べると本当今の場所は楽です。
最初からクリーンルームの電子系の仕事を選んでおけばよかったと思いました。
- とりあえずニートを脱却して働きたい
- とりあえず何でもいいから仕事に就いて少しでも生活を安定させたい
こんな考えをお持ちの人はクリーンルームの工場派遣は向いているかと思います。
みんな同じチームの人とか近くの人と話をしながら仕事しています。
そこそこ時給が良い
時給もすごい高いわけではありませんがそこそこ良いです。
大体1200~1500円くらいが多いですね。
自動車工場なんかは時給1600~2000円くらいが多くそれに比べると見劣りしますが、先ほども言った通り肉体的にとてもきつくすぐ辞めてしまって結果的にあまり稼げない(貯金を増やせない)なんてことになりがちです。
比較的仕事が楽でそこそこ稼げるというのがクリーンルームの工場派遣になります。
40代の派遣社員が結構いる
肉体労働が少ないということもあり、クリーンルームの工場派遣には40代前後のおっさん派遣社員も結構います。
これには少し僕もびっくりしました。
なぜこれをニートにクリーンルームの工場派遣がおすすめな理由として挙げたのかというと、こんなおっさんでもできるというのと、少し見た目も汚らしい人がいるという点からです。
結構太ってたり髪が薄かったり見た目的にあまりよろしくない40代前後が結構います。
このような人たちを見ると何となく自分はまだマシなんだと思うことができます(笑)。
完全に見た目で判断していますが(笑)。
ようはあまり周りと自分を比較せずに自信をもって仕事ができるということですね。
こんな隠れたメリットがあるのもクリーンルームの工場派遣です。
自分より年下に仕事を教わる可能性も減りそうです。
クリーンルームの工場派遣のデメリット
デメリットを一つ上げるとすれば、拘束時間が長いということです。
クリーンルーム内の工場派遣は4勤2休(4日働いたら2日休み)というサイクルの勤務形態をとっていることが多く、工場は24時間稼働しています。
なので固定で2時間ちょっと残業があり12時間拘束(実働10時間半ほど)になります。
慣れるまでは少しきつく感じるかもしれません。
ただ4日働いたら2日休みなので通常の土日休みの仕事より2日ほど月の休みが多いですし、トータルでは残業が多い分稼げます。
また何より仕事が比較的楽なので全然長時間でも乗り切ることができます。
最初は慣れない環境なので疲労感があったり、立ってる時間が長いので足が痛くなったりしますが慣れてしまえば「楽な仕事だな」と感じると思いますよ。
僕は職場を変えることになってもまたクリーンルームの仕事を選びます。それくらい楽に感じます!
ニートからの工場派遣は体の負担差を考え応募しよう!
今回の記事をまとめると、
- クリーンルームの工場派遣は肉体負担が少ないのでニートにおすすめ
- 時給もすごく高いわけではないがそこそこ良い
- 40代くらいの派遣社員もたくさん働いている
- 拘束時間が長いのがデメリットだが、慣れてしまえば体への負担が少ないので全然耐えることが可能
- 残業が多い分稼げる
僕は8か月ニートの状態からいきなり車の工場で働き、何とか7か月働きましたが痛い目を見ました。
そこから次はクリーンルームの工場派遣へシフトチェンジし、その落差に驚愕しました。
まずは続けることで自分に自信が出ると僕は思います。
ですからニートを脱却して自分に自信をつけたい場合は、肉体的負担が少ない仕事から始めてみてはどうでしょうか?
今回はきつい自動車工場から肉体的負担の少ないクリーンルームの工場派遣に移った僕の経験から話してみました。
参考になればうれしいです。
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