日総工産の技能社員って何なんだろう?技能?なんか技術的なことでもやんの?
工場の派遣で働こうと思ってたら日総工産という派遣会社が目に留まった。
そこで色々調べてたら技能社員という言葉が出てきたけどなんだこれ?
そう思いませんでしたか?
僕は2021年9月から日総工産の派遣社員として働いており、2025年1月現在技能社員として勤務していますが最初は技能社員ってなんやそれ?と思っていました。
今回はそう思っている人方々に向けて日総工産の技能社員とは何なのか?どんなメリットがあるのかということについて詳しく解説していきたいと思います。
メリット、デメリットどちらもありますので是非参考にしてみてください。
日総工産の技能社員とは?
まず技能社員とは何か、ということについて説明していきたいと思います。
技能社員とはいわゆる無期雇用の派遣のことです。
これを日総工産では技能社員と呼んでいるだけです。
なぜそのような言い方をしているのかは正直謎なんですが、別に何か技術的なことをやらされるとかではないので安心してください(笑)。
またもし派遣先との契約が終了して切られたとしても、また別の派遣先を紹介してくれますし次の派遣先が見つからない場合もその間給料の6割の手当てがもらえます。
一見普通の派遣よりもいいところだらけに見えますが、デメリットも存在します。
詳しくは次の項目で解説していきたいと思います。
日総工産の技能社員のデメリット
「正社員なんだからデメリットなんてないでしょ?」と思うかもしれませんが、いくつかあります。
それは以下の通りです。
- 単月の給料は普通の派遣のほうが高い
- 寮費の無料は半年だけ
- すべての現場で技能社員を募集しているわけではない
1つずつ解説していきます。
単月の給料は普通の派遣のほうが高い
後でメリットのほうで詳しく話すのですが、日総工産の技能社員は月給制です。
普通の有期スタッフとして働く場合は時給制なので例えば3月や7月など1か月31日間ある月では出勤日数が多くなるので月給制よりも給料が多少多くなります(多少です、1万くらい)。
とはいえ大型連休がある月は給料が下がるので今度は月給制である技能社員のほうが給料が多くなります。
それを考えると一応デメリットとして紹介しましたが、普通の派遣のほうが給料が高い月があるがトータルでは技能社員のほうが稼げるでしょう。
すべての現場で技能社員を募集しているわけではない
3つ目はすべての現場で技能社員を募集しているわけではないということです。
技能社員として働ける派遣先は僕が求人サイトを見た感じ、
- 規模が大きい企業
- 需要があってあまり派遣切りの可能性がない企業
上記のような企業だけです。
小さい工場で数人派遣社員を雇っているような工場は技能社員としてはあまり募集していない感じです。
日総工産の技能社員のメリット
次に日総工産の技能社員として働くメリットを紹介していこうと思います。
メリットとしては以下があります。
- 給料が安定する
- 正社員を名乗れる
- ボーナスや退職金がある
- 将来的に営業や設備保全の道にも行ける
上記がメリットになります。
こちらも一つずつ解説していきます。
給料が安定する
1つ目は先ほども言いましたが給料が安定することです。
技能社員は月給制なので、大型連休でも給料が減らないという大きなメリットがあります。
例えば有期の派遣として働く場合大型連休のある月では給料ガクッと減ってしまいます。
僕も経験しましたがこれは結構大きいです。
大型連休がない月は手取り20万超えていてもそれが15万とかに減ってしまいますからね…。
技能社員の場合これがなく毎月安定しているというのはやはりでかいと思います。
正社員を名乗れる
2つ目は正社員を名乗れるということです。
何か書類などに職業や働く形態を書かなければいけないというときに「派遣社員」ではなく「正社員」として記載することができます。
ちょっと派遣社員と書くのは恥ずかしいなという人でもどうどうと正社員と書くことができるのでそのような人にはちょっとしたメリットになるでしょう。
ボーナスや退職金がある
3つ目はボーナスや退職金があることです。
普通の有期の派遣ではこれらは全くありませんが、技能社員になるともらえます。
正直普通の会社員みたいに数十万もらえるとかではないです。
大体十万円前後でしょうか。
それでも派遣先で働くという点では同じなのに有期か技能社員かという契約内容が違うだけでボーナスがもらえるんです。
ここはかなりのメリットになるのではないでしょうか。
退職金に関しては技能社員として入社後3年以降にもらえるようになります。
将来的に営業や設備保全の道にも行ける
4つ目が将来的には営業や設備保全の道にも行けることです。
こちらも有期の派遣には絶対ないメリットです。
技能社員として3年働くと営業(各地にある営業所で働いたり派遣で働くと担当者がいますがその担当者になれる)や設備保全(機械のメンテナンスを行う)の道にも行けます。
そして結構この道に進んでいる人もいます。
例えば技能社員になる場合派遣先で働く前に4日ほど日総工産側で軽い研修があるのですが、その研修の講師の方が技能社員から営業の道などに進んでもう30年くらい働いているという方もいました。
技能社員は正社員ですが、普通の企業で働く時のような応募して何回も面接してということはなくよほどではない限り技能社員として働き始めることができます。
3年ほど派遣先で働かなければいけませんがそれだけで営業所とかで働くことができるのは大きなメリットです。
そっちの道に進めばボーナスも大きな額もらえるでしょうし、それなりの年収ももらえるでしょう。
日総工産の技能社員はこんな人におすすめ
日総工産の技能社員は下記のような人におすすめです。
- 責任の重い仕事で働きたくない
- 工場派遣で働きたいけど安定も欲しい
- 比較的楽に正社員という肩書が欲しい
詳しく解説します。
責任の重い仕事で働きたくない
技能社員は正社員とはいえ派遣先で働くという点で有期の派遣スタッフと同じ働き方です。
派遣は基本的に言われたことをやればいい・同じことの繰り返しの作業なので仕事に対しての責任は軽いです。
ですので正社員でありながら責任は軽いという点で責任の重い仕事はしたくないという人にはうってつけです。
工場派遣で働きたいけど安定も欲しい
工場派遣で働きたいんだけど派遣だから切られるのがこわい・嫌だという人にもお勧めです。
技能社員で働ける派遣先は安定して生産がある・需要があまり途切れることがないという派遣先が基本なので比較的安定して働くことができます。
比較的楽に正社員という肩書が欲しい
技能社員になるには各派遣先に配属になる前に日総工産が持っている研修施設で4日間の研修を受けなければなりませんが、これさえ受ければ正社員という肩書が手に入ります。
研修もそんなにきついものではなく(まあだるいといえばだるいですが笑)、何回も面接を受けたりなどする必要もありません。
僕もこんなんで正社員という肩書が手に入っちゃうの?といった感想を持ちました。
ボーナスはあるけど少ないというのはありますが、世の中月収15万・ボーナスもなしみたいなひどい会社(僕の友人が以前勤めていた会社)もありますからそれに比べたらはるかにマシでしょう。
ここまで正社員という肩書が楽に手に入るのはそうそうないので肩書が欲しい人には本当におすすめです!
日総工産の技能社員で安定を手に入れよう!
日総工産の技能社員は普通の会社員と比べればボーナスは少ないし、それに伴って年収も少ないです。
しかし有期の派遣社員よりは確実に安定しますし、技能社員として働ける現場は安定して需要がある現場=残業もそれなりにあるという現場が多いです。
僕個人的には少ない責任で正社員という肩書で働けるのがかなりおすすめできます。
- 無職から正社員として働きたい
- 正社員で働きたいけどなかなか採用されない
- とにかく安定が欲しい
こんな風に思っている人はぜひ日総工産の技能社員を検討してみてはいかがでしょうか?
営業や総合職の道にも難しい面接などもなく進めることができるのできっと人生を変えるまではいかないかもですが、安定を手に入れることができますよ。
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