最近ドラッグストアで働き始めた。どんなクレームが多いのか、前もって知っておきたい。
このような疑問にお答えします。
本記事の内容
- ドラッグストアのクレームは8割がレジです
- ドラッグストアで多いクレームベスト3
- ドラッグストアの理不尽なクレーム
- クレームはあまり気にしない方がいいです
この記事を書いている僕は元ドラッグストア社員。新卒で5年半働いてきました。
接客業はクレームがつきものですが、もちろんドラッグストアにもクレームがあります。
最近ドラッグストアで働き始めた人は、どんなクレームがあるのか前もって知っておきたいですよね。
そこで今回はドラッグストアで多いクレームを3つ解説していきたいと思います。
たまにある理不尽なクレームも合わせて紹介するので、「こんなクレームもあるんだな」と参考にしてください。
この記事を読むことでどんなクレームが多いのかが分かり、日々の業務を注意して行うことができるでしょう。
それでは早速行ってみましょう!
ドラッグストアのクレームは8割がレジです
最初に言っておきますが、ドラッグストアでのクレームは8割がレジで起きます。
なぜならレジはお店の顔的なものだからです。
お客さんはそれぞれ違う目的で買い物に来るわけですが、どのお客さんも必ずレジで会計して帰っていきます。
絶対数が多い分、比例してレジのクレームが多くなるわけですね。
実際僕が働いていた時もレジ関連のクレームが多数でした。
直接その場でお客さんに言われることはあんまりないのですが、
- 昨日△△で買い物をしたんだけど~~だった
- □□の店舗は対応がいいのに○○の店舗は対応が悪い
と本部にクレームが行くことが多いですね。
上記のようなクレームがほとんどでした。
正直、自意識過剰だろ!と思うクレームが多かったです。
ドラッグストアで多いクレームベスト3
ここからドラッグストアで最も多いクレームを3つ紹介していきます。
下記の3つです。
- レジで従業員同士が話している
- 買ったものが入ってなかった
- セール品が売り切れている
だいたい上記のクレームが多かったです。
ドラッグストアで多いクレーム1位:従業員同士が話している
一番多かったのが従業員同士が話しているというクレームです。
ドラッグストアの従業員は30~40代くらいの主婦層が多いです。
なのでおしゃべりをすることが多いんですね(井戸端会議みたいな感じ)。
特にお客さんが少ない時間帯や途切れたタイミングは結構な確率でおしゃべりをしています。
僕的には、
やることやってりゃ別におしゃべりぐらいいいだろ。
と思うのですが、世間的にはやはり厳しく見られるので社員の人はしっかり注意しましょう。
ただ業務的な連絡をするのにどうしても会話が発生してしまうこともあるので、そこを勘違いされることもありますね。
ドラッグストアで多いクレーム2位:買ったものが入ってなかった
2位が買ったものが入ってなかったというクレームです。
レジをやってみると分かるのですが、結構入れ忘れたりすることがあります。
タバコや化粧品、小さめのお菓子など。
最初に小さいものを通して一時的にレジ台に置き、後から入れようとするとよく忘れます。
買ったものが入ってないとお客さんの家に届けないと行けなくなるので結構大変ですよ。
ドラッグストアで多いクレーム3位:セール品が売り切れている
三番目がセール品が売り切れているじゃないかというクレームです。
これはあまり売れない商品に多いです。
というのも、よく売れる商品はセール前に大量に発注し在庫を確保しているのですが、あまり売れないものだと在庫を抱えバックヤードを圧迫してしまうため様子を見て発注します。
しかしたま~にセール初日の昼間に複数個買っていくお客さんがおり、発注日の関係で数日売り場がすっからかんということが起きるんですね。
僕が働いていた店でも、たいして売れない10キロのコメがたまたまバカ売れしてしまい、なんでないのかと本部経由でクレームが来たことがありました。
売り切れると近隣の店舗に取りにいかないといけないのでそれがめんどくさかった記憶があります。
バックヤードを圧迫させたくないんですよね~。
ドラッグストアの理不尽なクレーム
ここからは僕が経験したドラッグストアの理不尽なクレームを紹介します。
- 買ったものが壊れている
- 駐車場の除雪がなってない
- ○○の店舗にはおいてあったのに何でここにはないんだ
上記のような理不尽クレームがありました。
買ったものが壊れている
これはよくありましたね。
しかし9割がた説明書をちゃんと読んでなかったり、使い方がおかしいだけでした。
こういう風に使ってくださいね~、と言って終わりです。
これのせいで何度残業になったことか分かりません。
駐車場の除雪がなってない
僕は豪雪地帯に住んでいるのでたまにこんなクレームがありました。
除雪がなっていないと言われても、
- 突発的な大雪
- 季節外れの気温で駐車場がゲチャゲチョ
- 開店1~2時間前に突然の雪
こんなことが良く起きるのでどうしても対処できないことがあります。
僕の会社はギリギリの人数で回しているので従業員が除雪をするのもなかなかできませんでした。
嫌なら別のところで買い物しろ!
心の中で何回も思いましたね。
○○の店舗にはおいてあったのに何でここにはないんだ
何でここにはないんだというクレームも多かったですね。
こう思うのは別に不思議ではないのですが、
店舗によって店の規模が違うので扱う商品も多少違うんですよ。
と言っても納得してくれない人もいたので正直腹が立ちました。
すぐ文句を言うのではなく、「あ、これこれこう理由があるのかな」と自分で少しは考えてほしい。
ずっとこう思っていましたね。
クレームはあまり気にしない方がいいです
今現在ドラッグストアで働いている人は、クレームはあまり気にしないようにしましょう。
なぜならいちいち気にしてたらキリがないからです。
もちろん完全にこちらに非があるなら、反省してもう2度とやらないように気を付けていかないといけません。
しかし、
は?これ俺ら関係なくね?
というクレームが多いのもまた事実です。
正直こんなクレームまで気にしてたら精神を病んで仕事が嫌になってしまいます。
僕も最初はちょっとおかしいなというクレームも「うわやっちまった」と思ってへこんでいたのですが、コロナによるマスク不足の時の理不尽なクレームで吹っ切れました(笑)。
ああ、こんな気にしてたらキリがねーなと。
だから全部抱え込まなくても大丈夫ですよ。
ドラッグストアのクレームはどんなのがある?:まとめ
それでは今回の記事をまとめます。
- ドラッグストアのクレームの8割がレジ
- 話をしている、ものが入ってない、売り切れているというクレームが多い
- 理不尽なクレームも多い
- 働いている人は理不尽なクレームは気にしなくてよい
お客さんは不満に思っていることがあっても、それをクレームという形で表に出す人は1割しかいないそうです。
それだけたくさんの人が不満を持っていると言えます。
不満をゼロにすることはできないので、ドラッグストアで買い物をする人は多少の不届きは我慢してほしいと僕は思っています(笑)。
逆に今ドラッグストアで働いている人は、クレームの中から「これは明らかにうちの間違いだな」というものだけを見定めて、それを治していったらいいのではないかと思いますね。
それでは今回は以上です。