ドラッグストアでバイトすることになったんだけど、品出しって大変なのかな?一番大変な品出しの作業を教えてほしい。
このような疑問にお答えします。
本記事の内容
- ドラッグストアの品出しには2種類あります
- スーパーとドラッグストアの品出しの相違点
- ドラッグストアの品出しで一番大変なものベスト3
- レジと品出しどちらが大変なのか
この記事を書いている僕は元ドラッグストア社員。新卒で入社し5年半働きました。
品出しというとスーパーの品出しが真っ先に目に浮かぶと思いますが、ドラッグストアの品出しはどのようなことをするのか、これから働く人にとって気になると思います。
一般的にはスーパーの品出しとそこまで変わらないのですが、少しスーパーと違うドラッグストア独特のものがあります。
今回はドラッグストアの品出しの業務についてや、品出しで大変な商品は何なのかについて解説していきます。
社員としてたくさんのパートやバイトを指導してきたので、具体的に何をやるのか鮮明にわかると思いますのでぜひ参考にしてください。
それでは早速見ていきましょう!
ドラッグストアの品出しには2種類あります
まずドラッグストアの品出しには2種類があります。
その2種類とは、
- 朝の納品の品出し
- それ以外の品出し
上記になります。
朝の納品の品出しは、前日や2日前に発注したものが入荷するのでそれを毎朝まずやります。
曜日によって入荷するものが違いますが、細かいものはオリコンと呼ばれる折りたためるコンテナみたいなものに入ってきます。
そして一つ一つが大きいもの(2リットルペットやティッシュ等)は箱(ケース)で入荷します。
重いものが多いので結構大変ですが、午前中に働く際はほぼこの品出しで勤務時間が終了しますね(笑)。
それ以外の品出しというのは、午後や夜にやる品出しです。
こちらは売り場を回って切れている商品をメモし、台車に積んで補充します。
一般的な品出しはこれに当たりますね。
場合によっては社員が出るものを積んで「これ出してきてー」と言われることもありますね。
朝の納品物の品出しは体力仕事です!
スーパーとドラッグストアの品出しの相違点
品出しと言えばスーパーをイメージしますが、ドラッグストアの品出しは少しスーパーとは違う点があります。
何が違うのかというと、商品の回転率です。
ドラッグストアは300坪以下と小さい面積に薬から日用品、食品、酒と幅広い商品を展開しています。
その結果、どうしても1つ1つの商品の置ける数が少ないです。
僕がいたドラッグストアは衣料品も置いていました。
置ける数が少ないとどうなるのかというと、回転率が高くなり頻繁に品出しをしなければいけなくなります。
特にチラシが入ると洗剤など、2時間に1回とかの頻度で商品を補充しなけれないけません。
ここがスーパーの品出しと大きく違う点かなと思います。
その他洗剤が良く売れるという点もありますね。
ドラッグストアの品出しで一番大変なものベスト3
ここからドラッグストアの品出しできついものを3つ紹介したいと思います!
早速ですが、ドラッグストアの品出しで大変なものは以下の3つです。
- アイス、冷凍食品
- ティッシュ、トイレットペーパー
- 飲料
僕が働いてきたなかできついと感じたのは上記の3つです。
なぜきついのか、具体的に解説していきます!
ドラッグストアの品出しで大変なもの1位:アイス、冷凍食品
1番きついのが意外かもしれませんがアイス、冷凍食品です。
なぜかというと、
- 開店前後の忙しい時間帯に納品がくる
- 溶けるので素早く出さないといけない
- 手が冷えて感覚がなくなる(特に冬)
上記の理由からです。
まずアイス、冷凍食品は開店30分前あたりから開店後すぐくらいに納品があります。
そして朝はアイス、冷凍食品以外にも
- 牛乳や豆腐、ヨーグルトなどの日配の補充
- 風除室の掃除やのぼりを出す
- パンの補充
このようにやることがとても多いんですね。
こんなにやることの多い中、アイスや冷凍食品は解けないように気をつけたり手が凍えそうになりながらやったりしないといけないので、結構ストレスがたまります。
僕が経験した中で1番やばかったときは、人が足りず朝10時まで僕とパートさんの2人体制の時でしたね。
9時開店なのに朝8時に出勤してから先ほど挙げた作業を2人でいっぺんにやらなければいけませんでした。
冷凍食品を出してる途中にお客さんに声をかけられて5分くらい放置なんてこともありましたね(笑)。
まあこれはまれなケースですが、アイス、冷凍食品は体力的にというよりも精神的にきついですよ。
手はキンキンに冷えているのに汗が止まらない、変な状況でした。
ドラッグストアの品出しで大変なもの2位:ティッシュ、トイレットペーパー
2番目に大変だったのが、ティッシュやトイレットペーパーといった紙類です。
これらが大変な理由は、
- 商品1つ1つがでかいのでその分箱も大きく持ちづらい
- とにかく重い
という理由ですね。
とにかく1箱がでかいので持ちづらいですし重いです。
しかもそれだけでなく、1箱に10個前後しか入っていなくかつ1度に持っていける量も少ないので何度もバックヤードを往復しなければいけないという大変さもあります。
こちらは肉体的には1番大変な品出しです。
ドラッグストアの品出しで大変なもの3位:飲料
最後が飲料です。
飲料が大変な理由は、
- 重い
- 回転率が速い
これにつきますね。
2リットルペットであれば1箱に6個、500mlであれば1箱に24本入っているので1箱12キロもあります。
しかも良く売れる商品で種類も豊富なので、1回に持っていく量が多いです。
特に毎朝の納品での品出しの際はたくさんの量入荷するので非常に体力仕事になります。
単純に重くて疲れる、それが飲料の品出しです。
こうやって見ていくと品出しって結構な肉体労働ですね。
レジと品出しどちらが大変なのか
ドラッグストアのレジと品出しはどちらが大変なのか、気になると思います。
結論から言うと、レジの方が大変だと思います。
なぜかというとたくさんのお客さんを相手にしなければいけないからです。
普通のお客さんがほとんどですが、たまに何を言っているか分からない客やいちいちちょっかいを出してくる客がいます。
またペットボトルが少しへこんでいるといった難壁をつけてくるお客さんもいます。
レジはこういったお客さんを何人も相手にしなければいけない業務なんですね。
その点品出しは肉体的には疲れますが、ある程度自分のペースで仕事ができますしお客さんの相手をそんなにしなくていいです(たまに商品の場所を聞かれますが)。
それから出し終えたらバックヤードに行くので、そこで少し休むこともできますし(笑)。
やはり精神的に疲れるのはきついし、肉体的な疲れの品出しの方が楽かなと僕は思いますね。
ただドラッグストアは基本的にレジも品出しもどっちもやらされます。
ドラッグストアバイト、パートの品出しは精神的には楽!気楽に働こう
それでは今回の記事をまとめます。
- ドラッグストアの品出しには毎朝の納品物の品出しとなくなったら都度出す品出しの2種類ある
- 回転率が高いので品出しの頻度が多い
- アイスや冷凍商品、紙類。飲料が大変
- レジと比べると品出しの方が楽
ドラッグストアのバイト、パートの品出しは肉体的には疲れますが人の相手をしなくていい分精神的にはとても楽です。
残念ながら品出し専門で働くことは無理ですが、その分レジの息抜きにはなるのではないでしょうか。
とにかく気楽に働きましょう。
今回は以上です。