自分は仕事もできないし友達も少ないし無能だ。無能な人ってどうしようもないよな。
自分は無能だと思っている人は上記のように思っていないでしょうか。
無能な人の中には、
- 自分を無能だと自覚している人
- 自分を無能だと自覚していない人
この2種類がいます。
このなかでも「自分を無能だと理解している人」というのはある意味有能と言えるかもしれません。
本記事の内容
- 自分を無能だと自覚している人がある意味有能な理由
- 自分が無能だと自覚がない人はヤバイ
- 無能だと自覚すると他人と比べることがなくなる
この記事を書いている僕は超絶無能人間。働いていた会社で大卒なのに高卒や専門卒の人より出世が遅かったほどです。
今回はなぜ自分を無能だと自覚している人がある意味有能なのか、解説したいと思います。
この記事を読むことで無能な人でも人生生きやすくなりますよ。
それでは早速見ていきましょう!
自分を無能だと自覚している人がある意味有能な理由
自分を無能だと自覚している人はある意味有能です。
なぜかというと以下の理由があるからです。
- 高望みしない
- 低い生活レベルで満足できる
これだけだと意味が分からないと思うので、詳しく解説していきます。
自分を無能だと自覚している人は高望みしない
自分を無能だと自覚している人は、自分の中でできることとできないことの線引きができているので変に高望みはしません。
自分はこれができてこれ以上のことはできないから、このようにやっていこう、生きていこうという風に思えます。
例えば僕の場合ですが、僕はコミュ障で人付き合いが苦手でかつ突然のトラブルにとことん対応できず、あたふたしてしまいます。
なので人付き合いがあまりなく、クレーム処理などその場その場で考えて行動しなければいけない仕事はできないなと理解しました。
その分人との関りが減り、また大きくお金を稼げるような華やかな仕事はできませんが、無能なので仕方がありません。
無理しても自分が疲弊するだけですからね。
変なプライドで突っ走ってへまをやらかすことが大きく減り、ストレスも減るので生きやすくなります。
自分が無能だと自覚している人は低い生活レベルでも満足できる
自分を無能だと自覚している人は大きく稼ぐことはできないので、必然と生活レベルが下がります。
- オシャレな服をあまり変えない
- 軽自動車しか乗れない
- 高くておいしいものが食べられない
一見すると生活レベルが低いのは貧相で幸せに慣れなさそうですが、全くそんなことはありません。
またまた僕の例なのですが、僕はあまりお金を使いたくないのでコンビニであまり物を買ったりしないしお菓子やジュースも我慢しています。
服も新しいものを買いたいですが、まだまだ今のものを着れるから2年ほど服を買っていません。
これだけだと貧相で生きるのが大変そうと思いがちですが、僕はドライブという趣味を持っています。
本当にドライブが大好きなので(このために生きていると言っても過言ではないくらい)、先ほど言ったように食べたいものや買いたいものを我慢していますが今の生活には満足しています。
このように生活レベルが低くても大好きな趣味や自分がやってて楽しいことがあれば、お金が少なく質素でも楽しく生きることができるんです。
逆に超絶有能でお金持ちな人はどうしても見栄を張りたくなり、高い腕時計や高級車を買って自分はこんなに稼いでいるアピールをしてしまいます。
ですので欲がどんどん出る分、意外とそこまで満足した生活ではないかもしれません。
低い生活レベルでも満足した生活ができるというのは、ある意味有能です。
僕が乗っている車はコンパクトカーなので性能はそこまでよくありませんが、それでも運転が好きなので楽しいです。
自分が無能だと自覚がない人はヤバイ
無能な人の中には「自分が無能だと自覚できていない人」というのもいます。
このような人は正直かなりやばいです。
なぜかというと、
- めちゃくちゃ他人に迷惑をかけている
- 自分を受け入れることができない
という理由があるからです。
無能だと自覚がない人は他人にめちゃくちゃ他人に迷惑をかける
無能だと自覚がない人は、できやしないことを「やります!」「できます!」と言って突き進んでしまいます。
「やります!」と言ってくれるのはいいのですが、正直失敗ばかりなので他の人に迷惑がかかります。
そしてさらにたちの悪いことに、
自分の力はこんなものではない。もっとできる人間だ!
と言ってもっともっと突き進んでしまうんですね。
やる気のある無能は、やる気があるのはいいのですが正直迷惑です。
無能だと自覚がない人は自分を受け入れることができない
無能だと自覚がない人は、プライドが高く先ほども言った通り俺はもっとできると思ってしまいます。
ですので何回やってもうまくいかないと、
おかしいななんでだろう。俺はダメ人間なのかな。
と感じます。
しかしそれを受け入れることができないので、「いや、今度こそできる!」と思い
俺はクソだ→いやもっとできる→俺はダメだ…→いや
上記のようなループにはまり、いつまでたっても自分に満足ができない最悪の事態に陥るんです。
そして自分が無能だと気づいたときにはもう遅く、仕事が見つからない、生きている意味が分からないと嘆くことになるのです。
無能だと自覚すると他人と比べることがなくなる
無能だと自覚することで他人と比べることがなくなります。
なぜかというと自分と他人は全く違う人間だと思えるからです。
この人は自分より有能だ、だから比べたって無意味。何にもならないと感じます。
そして他人と比べることがなくなるとすごく生きやすくなります。
- 有能だけどなぜか満たされず常に他人を気にしてしまう
- 無能だけど自分は自分だと割り切り全く他人や周りを気にしない
後者の方が自分の考えを持っているので圧倒的に生きやすいですよね。
僕も新卒で就職した会社では周りがどんどん出世して、しかもみんな仲が良かったので自分は何でみんなと同じことができないのだろうと感じていました。
しかし、
あ、俺は無能だからみんなと同じことができないんだな。じゃあ無能な俺なりに俺の生き方をしよう。
と完全に割り切るようになってからは毎日がそれなりに楽しくなりました。
何をするにしても失敗続きな人、ぜひ自分を無能だと受け入れてください。
心が軽くスッとしますよ。
これからの人生を生きやすくするために自分は無能だと自覚し受け入れよう
それでは今回の記事をまとめます。
- 無能だと自覚するのは高望みしない、低い生活レベルで満足できるのである意味有能
- 無能であることを自覚できていない人はマジヤバイ
- 自分が無能だと自覚できると他人と比べることがなくなる
なんでもそうなのですが、「これはこうなんだな」と割り切ることで途端に今までのもやもやが晴れます。
自分を無能だと自覚するのもそうです。
僕も「次こそはきちんとこなしてやる!」と思っていた時よりも、「あ、俺無能だから無理だわ。失敗しても死ぬわけではないしな」と考え方を変えてからマジ気持ちが楽になりました。
プライドの高さは自分を苦しめます。
無駄なプライドを捨て自分を受け入れることで今までの不安がなくなり、生きるのが楽になりますよ。
今回は以上です。