ドラッグストアの客ってどんな客が多い?どんな客がムカつく?
このような疑問に答えます。
本記事の内容
- ドラッグストアのムカつく客5選
- ムカつく客番外編
- ドラッグストア店員がいいお客さんだなと感じる客
- ムカつく客への対応法(従業員向け)
この記事を書いている僕は新卒でドラッグストアに就職し、5年半働いてきました。
ドラッグストアの店員にとってムカつく客はどんな客なのか、気になりますよね。
今回は僕がドラッグストアで働いてきてムカつくと思った客や、一緒に働くパートさんがムカつくと言っていた客はどんな客なのか解説していきたいと思います。
もし今後ドラッグストア業界で働きたいと思っている人、参考にしていただけたらと思います。
逆にありがたいと思う客や従業員に向けての対処法についても一緒に話していきます。
それでは早速見ていきましょう!
ドラッグストアのムカつく客5選
ドラッグストアのムカつく客は下の5つです。
- タバコを番号ではなく銘柄でいう客
- ビールや缶コーヒーの6缶パックから一つ抜き取る客
- 病院でもらっている薬あるんだけどこれ飲める?という客
- これ壊れてるんだけどと言ってくる客
- 入店してすぐに商品の場所を聞く客
僕は5年半務めたのですが全部で5つの店に勤務してました。
その中でどの店舗でも経験したものが上の5つです。
詳しく解説していきますね。
タバコを番号ではなく銘柄でいう客
1つ目がタバコを番号ではなく銘柄でいう客です。
なぜムカつくかというと、
- 番号で言ってくださいと注意書きがしてある
- タバコを吸わない店員にとってはタバコが分からない
この2つの理由があるからです。
タバコってたくさんの種類がありますよね。
しかも同じ商品でもソフトとボックスがある。
なのでタバコを吸わない店員にとっては本当にわからないんです。
覚えようとしても覚えられません。
だから「タバコをお買い上げの方は番号でお願いいたします」と注意書きがしてあるところが多いです。
まあ、そもそも番号がついているのは銘柄で言われても店員が分からないからついているのですが。
それにもかかわらずたまにタバコを銘柄で言ってくる客がいるんですね。
しかもこのような客は、
番号でお願いしてもいいですか?
といっても「3段目の右から4番目!」とかたくなに番号で言いません。
タバコを番号ではなく銘柄で言う客は地味にムカつきます。
ビールや缶コーヒーの6缶パックから一つ抜き取る客
2つ目がビールや缶コーヒーの6缶パックから一つ抜き取る客です。
なぜなら在庫がずれるからです。
僕が働いていたドラッグストアは、商品の中にはバラと6缶パックを別で在庫管理している商品がありました。
棚にバラが5個、6缶パックが4個出てたら在庫は29個ではなく、そのままバラは5個、6缶パックは4個で計算します。
6缶パックから1個抜き取ってしまうと6缶パックでは売り物にならないのでバラすしかないのですが、別々で管理しているので、上記の例に当てはめると
- 実際の在庫はバラが10個、6缶パックは3個
- データ上はバラが4個、6缶パックが4個
と、実際の在庫とデータ上での在庫がずれてしまうんですね。
なので在庫の修正作業が発生してしまいます。
せめて店員に「もらっていいですか」と聞いてほしい、みんなそう思ってました。
病院でもらっている薬あるんだけどこれ飲める?という客
3つ目が「病院でもらってる薬があるんだけど風邪ひいたからこれ一緒に飲める?」と聞いてくる客です。
一見普通の質問に見えますが、僕らからしたら
それは病院の先生に聞いてくれよ。
と思います。
なぜかというと、ドラッグストアの店員(社員はほとんど全員)は登録販売者の資格を持っている人がいるのですが、この資格はあくまで第2類医薬品と第3類医薬品を売ることができるという資格です。
副作用の重さなどから第1、2、3と分かれています。第1は薬剤師でないと売れません。
当然病院の薬についての知識もないわけです。
客からしたらそんなの分からないわけですが、僕らからしたら病院の担当医から聞いてくれと思ってしまいます。
客が悪いわけではないのですが、どうしてもイラっとしてしまうんですね。
これ壊れてるんだけどと言ってくる客
4つ目が昨日これ買ったんだけど壊れてると言ってくる客です。
なぜムカつくかというとほとんどの場合、きちんと説明書通りに使っていないだけだからです。
僕の例を出すと、体温計を買っていったお客さんが
いつまでたっても体温が測れない!
と言って買った体温計を持ってきました。
そこで僕が試しに手で握って10分くらいたつと「ピピぴ」となって、普通に測れたわけです。
説明書を読むと「実測で10分くらいたつとピピぴとなります」と書いていました。
確かに10分かかるのは長いですが、予測の体温計ではなく実測なので時間はかかります。
こんな感じで買ったけど壊れてたという客は、だいたい説明書を読んでいない客が多いんですね。
この対応で自分の仕事が捗らず残業がついてしまうことが多々あったので、勘弁してほしいです(笑)。
イライラ度MAXでしたね。
入店してすぐに商品の場所を聞く客
最後が入店してろくに探しもせずにすぐ商品の場所を聞く客です。
なぜムカつくかというと、ドラッグストアはそんなに店内が広くないからです。
なので商品を探すのにそこまで場所が分からないということがないんですね。
これがホームセンターとかのでかい店舗なら分かります。
まずは自分で探してどうしてもなかったら店員に聞いてほしいです。
自分で調べずにすぐ人に聞く人と同じですね。
ドラッグストアのムカつく客:番外編
ここからは番外編として、僕が1度だけ体験した迷惑な客を紹介します。
それは店の敷地にう○こをして言った客です。
ある日僕じゃない従業員が出勤したところ、バックヤードの入り口付近にティッシュが大量に落ちていました。
ゴミ捨てやがって。拾わないと。
と落ちているティッシュを拾おうとしたところ、付近に3日分くらいの大量のう○こがあったのです。
おい誰かう○こした人いるぞ!
とみんなで確認しました。
さすがにう○こは片づけることができません。
雨で流れるのを待つことにしました。
しかし1週間後くらいになぜかまた別のう○こがありました。
これは流石にやばいというわけで、警察に通報したりう○こ禁止の張り紙を貼ることになりました。
それ以外にもエリアマネージャーに対応をどうしたらいいか聞いたりしたため、仕事が進まず何日か残業するはめになりましたね(笑)。
さすがに殺意を覚えました。
ドラッグストアのありがたい客
逆にどんな客がありがたいのか、気になると思います。
これはもう1つだけ。
お会計の最後にどうも、とかありがとうぞございますと言ってくれる客ですね。
これは本当うれしいです。
たいていの客は何も言わず、さぞ当たり前かのように俺は客だぞみたいな感じで帰っていきます。
しかしたまにお会計の後、どうもとかありがとうございますという客がいるんですね。
これを言われたら店員側からしたら心が温かい気持ちになります。
このような人は普段からお礼を言うのが当たり前になっていて、人を見下したりせずに対等に接するのでしょうね。
お礼を言ってくれる客が少ないからこそ、よりうれしく感じます
ムカつく客への対処法
最後にこれからドラッグストアで働く人に向けて、ムカつく客への対処法を伝えたいと思います。
その対処法とは、しっかり注意することです。
しっかり注意しないと、その人は本当に店に迷惑をかけているか分からないからですね。
例えば病院でもらっている薬あるんだけどこれ飲める?という客に対しては、
この店には薬剤師がいないのでわからないんですよ。病院でもらっている薬があるなら担当の人に確認してください。私たちに聞くよりも担当医が一番詳しいので。
といった感じですね。
そうすることで客は「あ、そうなんだ申し訳ない」と思わせることができます。
店に迷惑をかけているんだなと思ってもらうために注意する、といった感じです。
コロナが流行り始めたときのマスクの品切れの時は、点数制限を守らない客に対しては客と言えどもかなり強く注意しました。
ドラッグストアのムカつく客について:まとめ
それでは今回の記事をまとめます。
- 一番ムカつく客はこれ壊れてるんだけどと聞いてくる客
- 一番ありがたい客は会計の後に「ありがとうと言ってくれる」客
- ムカつく客への対処法はしっかり注意すること
【お客様は神様】これは今では古い考えです。
店員に対しても平等に接してきちんとお礼を言う。
決して見下したりしない。
こんな人はほかの人にも好かれるのでしょうね。
会計の後や何かしてもらったら「ありがとう」と言う。
これをするだけで店員はホッと救われた気持ちになります。
ぜひお買い物の際には「ありがとう」。これを軽くでいいので言ってほしいと思います。
今回は以上です。