仕事をやめようと思って今新しい仕事を探している。ドラッグストアの求人を見つけたんだけど、ドラッグストアの社員って辛いのかな。実際の体験談が知りたい。
このような疑問にお答えします。
仕事を探していると、ドラッグストアの求人を見かけることあると思います。
求人にはいろいろ書いているけど、やっぱり入社してみないと楽か大変か分からないですよね。
今回は、新卒でドラッグストアに就職し5年半働いてきた僕がドラッグストアのここが大変、辛いという部分を話していきたいと思います。
実際に働いてきた僕が話すので、少しは就職や転職の参考になるのではないかと思います。
本記事の内容
- ドラッグストアの社員の辛い部分
- ドラッグストアの社員のやりがいを感じる部分
この記事を読むことでドラッグストアの社員の辛い部分、大変な部分が分かります。
それではいってみましょう。
ドラッグストアの社員辛い部分
人によって辛いと感じる部分は違うと思いますが、ほとんどの人に共通する部分を解説していきたいと思います。
それは下記の4つです。
- 長い休みがない
- 友達や家族と休みが合わない
- お客さんの接客で作業が中断する
- 休みの日でもたまにラインや電話がくる
上記のような感じです。
一つずつ解説していきますね。
長い休みがない
一つ目が、長い休みがないことです。
ドラッグストアは元旦に休業するとこともあると思いますが、基本的には年中無休です。
シフト制の仕事なので、週2日、例えば月曜日と木曜日など、単発で休みが入ります。
正月、ゴールデンウイーク、お盆とシフト上休みが当たることはあっても長く休みを取ることはできません。
ただ、会社によっては週2日の休み以外に何日か自由に休みを取ってもいい日数が与えられている会社があるかもしれませんね。
僕が働いていたところは、毎月休みが9日間あり、それ以外に4日休みを取らなければいけないということになっていました。
それを使うと場合によっては3連休がとれるかもしれません。
いずれにせよ、世間が休みの時が稼ぎ時なので、大型の連休というものはありませんね。
友達や家族と休みが合わない
二つ目が、友達や家族と休みが合わないです。
先ほども話した通り長い休みがなく、休みが単発で平日休みになることが多いですし、世間が休みの日が稼ぎ時です。
そうなると必然的に友達や家族と休みが合わないことになります。
僕も入社1~2年目くらいの時は、月9日の休みがすべて平日に当たっており、友達と朝から夜まで遊ぶなんてことはできませんでしたね。
お金はたまりました。月10万は貯金でした(笑)。
3年目以降はたまたま週2日のうち一日だけ土曜日や日曜日に休みが当たり、遊べる機会が少し増えましたが。
特に結婚して子供を持つと、子供が休みでもあなたは仕事に行かなければいけないなんてことになるので、結構つらいかもしれませんね。
なのでプライベートを大事にしたい、友達や家族との時間を大切にしたいという人はあまりおすすめできません。
お客さんの接客で作業が中断する
三つ目が、お客さんの接客で作業が中断します。
やはり接客業なので、お客さんの対応接客が第一になります。
なので、自分の作業をしていてもお客さんに話しかけられたら作業が中断するんですね。
もしそれがめんどくさいお客さんなら、下手すると1時間くらい時間がとられてしまうこともあります(笑)。
僕もお客さんから話しかけられたとき、血圧計がちゃんと測れないとか言われて、メーカーに電話したりお客さんに説明したりして1時間近く作業時間を奪われた経験があります。
こうなってしまうと、その分作業が遅れ残業にもつながってしまうんですね。
そしてイライラします(笑)。
なので、あくまでお客さんへの接客が第一だ、というマインドを常に持つことが重要です。
そうすることで作業が遅れても「仕方がないな」と思うことができます。
仕事内容に関しては、ドラッグストア社員の仕事内容とは【元ドラッグストア社員が解説】をご覧ください。
休みの日でもたまにラインや電話がくる
最後が、休みの日でもたまにラインや電話がくることです。
なぜかというと、自分は休みでもお店は営業しているからです。
例えば社員が2人体制のお店だとすると、1週間のうち3日~4日は午前はパートさんだけという日がでてきます。
そこで社員じゃなきゃわからないことが出てくると、パートさんからラインや電話がくるんですね。
まあ休みの日に毎回来るというわけではないんですが、それでもせっかくの休みの日に職場から電話がくると超なえます。
友達と遊びに行っているときに電話がかかってきたらもう最悪です(笑)。僕も一回ありました。
なので、プライベートと仕事は完全に分けたい僕みたいな人は、特に辛いと感じるところでしょう。
ドラッグストア社員のやりがいを感じる部分
辛い部分ばかり話してきましたが、やりがいを感じる部分も少しありました。
それは下記の2つです。
- 「ありがとう」と言われる
- 勧めた薬をまた買ってくれた
一つずつ説明していきます。
「ありがとう」と言われる
超絶ベタなことですいません(笑)。でもやはりありがとうと言われると嬉しいんですね。
ただ、社交辞令的な感じで「あ、どもー」と言われてもうれしくは感じません。
僕が嬉しく感じるのは「この人本気でありがたいと思っているな」と感じた時です。
ほとんどのお客さんは適当にどもーと言って終わりです。
こっちからすると「もっと感謝しろや」と逆にイラつきます。
しかし、まれにめちゃくちゃ感謝される時があるんですよね。
「いやいやそんな大したことしてないっすよ。ただ商品の場所を案内しただけっすよ」という場面でもめちゃくちゃお礼を言ってきます。
このような人はたまにしかいないので、言われたときはすごい嬉しんですよね。
すごくやりがいを感じます。
勧めた薬をまた買ってくれた
二つ目が、以前勧めた薬をまた買ってくれた時です。
なぜかというと、勧めた薬をまた買ってくれたということは、それに満足してくれたということだからです。
僕もあるとき、お客さんに風邪薬かなんかを勧めました。
その1か月後くらいにまたそのお客さんが来たんですね。
で、前これ買ってすごくきいたからまたほしいんだけど場所はどこかと聞かれました。
売り場に案内するとお客さんが「あーこれこれ」と自分で見つけたんですが、その薬が僕が勧めた薬だったんです。
「自分が勧めた薬が役に立ったんだな」と思って、すごくうれしい気分になったのを覚えています。
こんな感じで、自分が誰かの役に立ったと感じたときは本当にやりがいを感じます。
辛い部分が多いけど、その分感謝をされるととてもやりがいを感じますね。
ドラッグストア社員は辛い?:まとめ
それでは今回の記事をまとめます。
- ドラッグストアの社員の辛い部分
- 長い休みがない
- 友達や家族と休みが合わない
- お客さんの接客で作業が中断する
- 休みの日にたまにラインや電話がくる
- ドラッグストアの社員のやりがい
- 「ありがとう」と言われる
- 勧めた薬をまた買ってくれた
辛い部分とやりがいを感じる部分どちらが多いかというと、辛い部分のほうが僕は多かったです。
でもその分、自分が役に立ったんだなと思ったときはうれしさが桁違いです。
もし、長い休みがないとか休みが合わないなどは気にならないよという人は、チャレンジしてみてもいいと思います。
いろんな人との出会いもありますしね。
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それでは今回は以上です。