ドラッグストアでバイトを考えているんだけど、朝・昼・夜それぞれで募集している。ぶっちゃけどの時間帯で働くのが一番楽なのだろうか?
このような疑問にお答えします。
この記事を書いている僕は大学卒業後ドラッグストアに就職し、5年半働いてきました。
ドラッグストアのパート・アルバイトの募集を見たとき、午前中の時間帯で募集していたり昼で募集していたりと何種類かの時間帯で募集をかけているのを見かけると思います。
もし複数の時間帯で同時に募集していた場合、どの時間帯で働こうか迷いますよね。
そこで今回は元ドラッグストア社員の僕が、ドラッグストアのパート・アルバイトで働く場合、どの時間帯で働くのがもっとも楽なのかを理由も交えて解説していきたいと思います。
ドラッグストアでパート・アルバイトをしたいとお考えの人はぜひ参考にしてください!
ドラッグストアのパート・アルバイトで働く際のそれぞれの時間帯での仕事内容
まずはドラッグストアのパート・アルバイトで働く際、それぞれの時間帯でどんなことをするのかを話していきたいと思います。
実は朝・昼・夜でやる作業内容がだいぶ違うんです。
それでは一つずつ見ていきましょう。
朝にドラッグストアのパート・アルバイトで働く場合
朝にドラッグストアのパート・アルバイトで働く場合、勤務時間は働こうと思っている会社で多少違ってきますが、だいたい7時~13時の間の5時間くらいでしょう。
本題のやる作業についてですが、一人がレジでその他の人はみな納品された荷物の品出しです!
まず出勤したら、今のドラッグストアは牛乳や豆腐なども置いていると思うのでそれらを品出しします。
これらを出し終えるのが開店の直前までですね。
その後お菓子や飲料、洗剤などの品出しに移ります。
曜日によって納品される商品の種類や量が違いますが、おおむね午前中の時間帯は品出しだけで終わることになるでしょう。
ちなみにレジですが基本1人がずっとレジで、お客さんが複数人並んだときにレジの応援に入る人も一人います。
このサブでレジに入る人は重い荷物を出しながら呼ばれたらレジに向かって走るという、結構な重労働をしなければいけないです(笑)。
メインでレジに入る一人以外は肉体的なきつさがある。
これがドラッグストアのパート・アルバイトの朝(午前中)勤務です。
ただしひたすら物を出していればそれで終わるので、人によっては頭を使わず楽に感じるかもしれません。
昼にドラッグストアのパート・アルバイトで働く場合
昼(午後から夕方)に働く場合の勤務時間は、だいたい13時~18時くらいになります。
- 社員の売り場づくりや商品入れ替えの手伝い
- 賞味期限が長い商品の賞味期限チェック
- 夕方混む前のチラシ商品の品出し
僕の働いていたドラッグストアでは上記のようなことをパートやアルバイトはやっていました。
午前中の勤務とは違って、その日にこれをやってと社員の人が指示するのでそれをやる感じですね。
そんなに力仕事はないですが、商品入れ替えでガラッと商品の位置が変わっていたりすると結構だるく感じます。
賞味期限のチェックはただただだるいです(笑)。
そして17時以降、つまり最後の1時間くらいはレジが混んでくるのでレジの応援に入ることが多いですね。
午前中ほど肉体的にはきつくないけど、ちょっとだるい作業が多いなあというのが昼(午後)の勤務です。
夕方こそ混んで少し大変ですが、全体的にのほほんとした気持ちで働けます。
夜にドラッグストアのパート・アルバイトで働く場合
夜にドラッグストアのパート・アルバイトで働く場合の勤務時間は、だいたい17時~22時の間くらいです。
- レジの応援に入る
- お客さんが少なくなってきたら少なくなった場所の品出し
- 店内の掃除
メインでレジに入る人以外の作業内容は上記のような感じです。
出勤してからの1~2時間は一日の中で一番混む時間帯なのでレジの応援に入ることが多いです。
そしてお客さんが少なくなりレジから抜けることができた場合は、夕方のラッシュで売れた商品の品出しをしていきます。
僕のいたドラッグストアではその後20時くらいからトイレや店内のモップがけをしていました。
最初の1~2時間こそ少し忙しいですが、それを乗り越えたら店内はがらんとしていてかなりリラックスして仕事に臨める、それがドラッグストアで夜勤務です。
20時以降とかお客さんが少なくて正直クソ楽ですよ。
ぶっちゃけ一番楽なのは夜の時間帯です
肝心の一番楽な時間帯はどれなのかというと、ズバリ夜の時間帯です!
なぜかというと、仕事内容以外のことも関係して精神的に楽だからです。
具体的に言うと、以下のような理由があります。
- 後半お客さんが少なくなるから
- 人間関係に悩まされることが比較的少ないから
どういうことか詳しく解説していきます。
後半お客さんが少なくなるから
先ほど仕事内容のところでも言った通り、前半は一番混む時間帯からのスタートなのでそれなりに忙しいです。
しかしそこさえ乗り切ることができれば、後半はお客さんが少ないですし高齢者みたいなめんどくさいお客さんも少なくなります。
朝や昼間だと高齢者のお客さんが多いのでひとたび捕まると長々と話をしてきたり、なぜか不機嫌だったりめんどくさいんですよね。
その点でも夜の時間帯の後半は非常にリラックスした気持ちで仕事をすることができますよ。
前半も忙しいですが高齢者は少なめです。
人間関係に悩まされることが比較的少ないから
僕が5年半社員をやってきたなかで一番思ったのですが、夜の時間帯は人間関係に悩まされることが少ないです。
なぜかというと長年勤めているお局がいない時間帯だからですね。
朝や昼間の時間帯だと、長年店舗に君臨しているお局様がほぼどこの店にもいます(女性が多い職場ですからね)。
こういうお局がいるお店というのは、この人が絶対みたいなところがあるのでいちいち機嫌を取らないといけませんし、ひとたび嫌われてしまうと陰湿な攻撃を次々と仕掛けてきます。
それで新しく入ってきた人を辞めさせていくわけですね。
しかしお局はほとんど昼間にいます(朝から夕方のフルタイムで働いていることが多い)。
夜の時間帯はこうした厄介な人がいません。
だからとにかく楽な時間帯で働きたいと思ったのなら、夜でも大丈夫なら夜に働くのがオススメです!
やはり人間関係が働くうえで一番大切ですからね。
夜は社員とパート・アルバイト同士で話をしたりすることもあるので結構楽しく働くことができますよ。
詳しくは以下の記事で解説しています。
ドラッグストアのバイト・パートで夜働く際のその他の利点
ドラッグストアで夜働く際、楽な意外にもいくつか利点があります。
- 廃棄がもらえる可能性がある
- 時給が上がるかも
上記の利点は朝、昼の時間帯だとほぼないに等しく夜だけの利点です!
廃棄がもらえる可能性がある
夜のドラッグストアでは仕事の最後にその日が期限の商品の廃棄を切るという作業があります。
その時に「持って行ってもいいよ」と言ってくれる店長がいます。
ただ本来であれば廃棄を切ったら捨てるというルールです。
そのためルールに厳しい店長であれば廃棄を持っていくのはNGとなってしまうでしょう。
まあその場合でも廃棄を切って捨てるという行為は一人で行うので、この作業に当たった場合はこっそり持っていくこともできますよ(笑)。
たまに温泉卵とかラーメンに入れるチャーシューとかが廃棄になることもあり、この時は非常にラッキーです!
時給が上がるかも
これは僕がいたドラッグストアの話なのですが、僕がいたドラッグストアでは17時以降は時給が+25円みたいな感じで募集をかけていました。
なので夜の時間帯働くと少しばかり給与が多めにもらえるかもしれません。
ドラッグストアの夜のパート・アルバイトはおすすめ!
ここまでの内容をまとめると、
- 朝・昼はお局がいる可能性がある分、きついかもしれない
- 夜は最初の1~2時間さえ耐えればあとはものすごく楽!
- 廃棄がもらえたり時給が上がるかもしれない
となります。
閉店間際だとお客さんが2~3人しかいないので、他の人と話をしたりできて僕も社員時代はこの時間帯だけは楽しかったです。
何より人間関係に悩まされることが少ないというのが最大のメリットだと思います。
- 過去にいじめられたり人間関係で悩んだりしたことのある人
- 精神的に気楽に働きたい人
そんな人は夜の時間帯をぜひ候補に入れてみてください。
マイペースに働くことができると思いますよ。