接客業をやろうとしているんだけど、性格が悪くなるってマジ?何で性格が悪くなるの?
このような疑問にお答えします。
- 接客業は性格悪くなる理由3選
- 接客業は性格悪くなるがそれは一概に悪いこととは言えない理由
- 接客業はこんなクソみたいな性格の人がいるんだなと勉強になります
この記事を書いている僕は大学卒業後、新卒でドラッグストアに就職し5年半勤務しました。
接客業をやると性格が悪くなった!という人がいます。
僕自身も接客業をしばらくやっていたのですが、結構性格悪くなったなーと感じます。
ただ僕の元からの性格からすると、これがいいように働きましたけどね(笑)。
今回は僕が感じた、接客業をすると性格が悪くなる理由を解説していきます。
また僕的には性格が悪くなって良かったなーと感じる部分もあり、それについても紹介したいと思いますので参考にしてください!
それでは早速解説していきます!
接客業は性格悪くなる理由
接客業はマジ性格悪くなると感じます!
そこまでいかなくても、性格が良くなるということは絶対にありません。
それは以下の理由があるからです。
- クソみたいな客を相手にしなければいけない
- 思い通りに作業ができない
- ギリギリの人数で回している
1つひとつ解説していきます!
接客業は性格悪くなる理由①:クソみたいな客を相手にしなければいけない
接客業は不特定多数の人を相手にする仕事なので、子供から大人まで相手を選べません。
家族連れ、高校生、おっさん、死にそうなおじいちゃん。いろいろなお客さんが来ます。
ですので必然的に性格がクソみたいな客を相手にしなければいけないです。
そんなクソ客に当たってしまったらイライラしまくりで、下手すると休憩が遅れたり退勤時間がずれてしまうこともあり余計イライラです。
ムカつく客については【リアル体験談】ドラッグストアのムカつく客について元社員が語るにて詳しく解説しているので、興味があれば覗いてみてください。
爆笑している人を見たら自分もつられて笑ってしまうことありますよね。
これと同じで性格の悪い客ばかり相手にしていると自分にもそれが移ってしまいます。
これが接客業は性格悪くなる理由です。
バックヤードでは毎日クソ客の悪口大会です。
接客業は性格悪くなる理由②:思い通りに作業ができない
接客業とはいえ、ただ毎日接客だけをしているのではありません。
社員は売り場の作成や事務作業、シフトの管理がありますし、パートやアルバイトでも店舗の掃除だったり品出しをします。
もちろんそのような作業をしているときは常にお客さんがいる中での作業なので、ちょくちょく商品の場所を聞かれたり等お客様対応をします。
ですので自分に割り当てられている作業が思い通りに進むことがないんですね。
僕の場合だと、
- 売り場の作成中にここで買った血圧計が動かないと言われメーカーに電話。1時間くらい作業を中断せざるを得なかった
- チラシに入っている商品が棚から無くなり補充しようとしたらお客さんにつかまり、しばらくチラシ商品がすっからかん
- レジが故障し1時間くらい作業中断
上記のようなことがよくあり、自分の作業が遅れ、結果残業する羽目になるということがよく起こりましたね。
イライラしたらダメだというのは分かるのですが、どうしてもそれが態度に出ることがありました。
自分の思い通りに作業が進まないことに怒りを感じる僕みたいな人は、接客業は止めておきましょう。
接客業は性格悪くなる理由③:ギリギリの人数で回している
接客業はコストを抑えるために人件費が安いです。
そのため時給が低く人が集まりづらい上、ギリギリの人数で回しています。
しかも働いている人は小さな子供がいる主婦の方も多いです。
結果当日になって突然「子供が熱を出してるので休みたい」と電話が来て、代わりの人もおらず1人欠けた状態で店を回すことになります。
また僕の経験談を話すと、
- 急な当日欠勤で午前中4人体制から3人体制になり、朝の品出しが終わらず残業
- 退勤1時間前に遅番のパートさんから体調不良の電話。5時で帰るはずが閉店の22時まで勤務
こんなことがよくありましたね。
しょっちゅう続くと性格悪くなりますよ…。
子供のこととか体調不良は仕方がないのですが、それでもイライラしてしまいました。
接客業は性格悪くなるがそれは一概に悪いこととはいえない理由
性格が悪くなるのはとても悪いことのように思えますが、実は一概に悪いこととは言えません。
温厚で優しい性格の人にはむしろメリットがあります。
- 少し人に強く言えるようになる
- 人に嫌われるのが怖くなくなる
僕も強く言い返すことができず、また人に好かれたいという気持ちが強い人間だったのですがこの性格が少し治りました。
少し人に強く言えるようになる
僕の場合あまり人に強く言い返せない性格だったのですが、接客業をすることで結構ダメなことはダメだと言い返したりすることができるようになりました。
実はコロナが流行り始めたあたりはドラッグストアの社員として働いていたので、
- マスクに群がるアホ客
- トイレットペーパーを買いあさる情弱の客
こういったお客さんをリアルタイムで接客していました。
当時1人一個までと点数制限していたのですがたまに堂々と2個以上持ってくる客がいました。
こういった客を相手にしているうちにいつの間にか客と言えどもダメですと強く言えるようになりましたね。
それまでは点数制限を超えてても「いいですよ」と言っちゃうことが多かったです。
このようにルールを守らない客や理不尽な対応をする客を多く相手するので、これらを注意しているうちに私生活でも相手に負けてしまうことが少なくなりますよ。
人に嫌われるのが怖くなくなる
僕は人に嫌われるのが極端に怖い性格で、誰に対しても好かれようとしてしまう部分があります。
この性格がお客さん相手にも発動してしまうので、理不尽に文句を言ってくるお客さんにも「こちらが悪いから怒っているんだな」と感じていました。
しかし何回もこのようなお客さんを相手しているうちに、「ああこの人は元からこんな人なんだな」と分かるようになりました。
それからはだんだんと怖くなくなり「コイツまた怒ってるよ」と適当にあしらうことができるようになりましたね。
犬が吠えてきてもその犬に怒りの感情は湧かないですよね。
これと一緒です。
こんな感じで、もともとの性格が温厚な人は接客業をすることでいい意味で性格が悪くなり、これからの人生少し楽になるかもしれません。
大げさかもしれませんが、少なくとも僕は人生楽になりました(笑)
接客業はこんなクソみたいな性格の人がいるんだなと勉強になります
僕は人生で1度接客業をやっておくべきだと感じます。
なぜなら世の中こんなクソみたいな性格の人がいるんだなと社会勉強になるからです。
学生だと学校の中の範囲でしか人と接しないですし、接客業以外の業種でもその会社や部署内での人と接しないですよね。
それが接客業だと学生から会社員、お年寄りまでいろんな環境で過ごしている人が来ます。
だから多種多様な人と接することができます。
中にはこの人こんな性格でよくここまで生きてこれたなあという人もいます(笑)。
もちろんその逆の人もおり、この人めちゃくちゃいい人やなと感じる人もいますよ。
会計後に毎回お礼を言ったり、忙しいところありがとうございますと言ってくれたり。
これだけでそのお客さんは神扱いです!
大学生とかは少しの間でもいいので接客業をしていろいろな仕事をするのをおすすめしたいですね。
僕は接客業はもう絶対にやりたくありませんが、ある意味経験しておいてよかったかもと思っています。
接客業で性格が悪くなるのは当たり前!気にせず働こう
それでは今回の記事をまとめます。
- 接客業はクソ客を相手にしたり作業が思い通りにできないので性格が悪くなる
- 温厚な性格だったり人に強く言えない性格の人は性格が悪くなることでいい方向に働くこともある
- いろんな人がいるんだなと勉強になる
性格が悪くなるというのを聞いて接客業で働くのは不安になるかもしれません。
しかしそれ以上に勉強になりますし、変な人は相手にしてはいけないということも学べます。
ですのであんまり気にせず働いてください。
特に温厚な人にはオススメですよ。
今回は以上です。