人見知りコミュ障でも接客業ってできる?やっていける?
人見知りコミュ障は接客業で治すことができる?
人見知りコミュ障が接客業をやったらどうなるのか体験談が知りたい。
こんな疑問に答えます。
本記事の内容
- 人見知りコミュ障が接客業を5年やった結果
- 余計人見知りコミュ障が悪化した気がする
- 退職を伝えるのもにも時間がかかった
- 人見知りでもできる仕事はたくさんある
この記事を書いている僕は、人見知りコミュ障でありながら、ドラッグストアの正社員として5年半働きました。
コンビニのレジに並ぶのすらちゅうちょするくらいの、真性コミュ障です。
人見知りでコミュ障なのって、本当大変ですよね。
うまく説明することができなかったり、自分の意見を伝えることができなかったり、、、
そんな人が接客業をやっていけるのか、接客業をやったらどうなるのかをこの記事では解説していきたいと思います。
結論から言うと無理だったのですが(笑)、僕の体験談を交えてどうなるのか詳しく話していきますので接客業を考えている人は参考に見てみてください。
後半では人見知りコミュ障でもできる仕事を軽く紹介しています。
それでは早速行ってみましょう!
人見知りコミュ障が5年接客業をやった結果
最初に結論から言うと、5年半頑張りましたがもうやっていけないと思い、やめてしまいました。
詳しい結果は下記の通りです。
- 「いらっしゃいませ」がもはや苦痛
- 説明がうまく伝わらずお客さんが困惑
- 従業員にうまく指示が出せず、上司に怒られる
- 仕事できない人間に思われる
上記の4つになります。
よくこれで5年も働いたと思います(笑)。詳しく解説していきます。
人見知りコミュ障は「いらっしゃいませ」がもはや苦痛
お客さんとすれ違ったら「いらっしゃいませ」と言わなければいけないですよね。もはやこれが苦痛です。
毎日言う言葉だから慣れるんだろうなと最初は思っていましたが、そんなことはなく、5年たってもずっと苦痛なままでした。
「ただいらっしゃいませと言うだけだろ」と思うかもしれませんが、人見知りコミュ障は自分から話しかけることがとても苦手です。
なので、こちらから言う「いらっしゃいませ」は意外に労力を使うんですね。
僕は日用品や食品といったお客さんが多い通路をできるだけ避けて歩いていました。
それだけ人見知りコミュ障にとって「いらっしゃいませ」は苦痛なんですね。
人見知りコミュ障は説明がうまく伝わらずお客さんが困惑
僕の場合、働いている場所がドラッグストアだったので薬の接客があったわけですが、コミュ障がゆえに言葉が出てこず説明がうまくできませんでした。
直接言われたことはありませんが、「本当にこの人から薬を買って大丈夫?」と思われていたと思います。
また、「ほかに詳しい人いないの?」と言われたこともありましたね。
僕が説明をして「わかりました。ありがとうございます」といった後に、僕以外の従業員に「これ勧められたんだけど」と話しかけている場面を目撃したこともありました。
僕の商品知識がないというのもあるかもしれませんが、コミュ障で説明がうまくできないという部分が、お客さんを不安な気持ちにさせていたところもあると思います。
このように、うまく説明ができないのがとてもつらかったですね。
人見知りコミュ障は従業員にうまく指示が出せず、上司に怒られる
パートさんやバイトの人にうまく指示が出せず、店長やエリアマネージャーに怒られたことがありました。
うまく出せないというよりは、指示そのものができない、ということかもしれません。
- 指示が出せず、自分の作業にただただ専念
- 指示がないのでパートさんが話を始める
- パートさんが話に夢中になっている場面を店長やエリアマネージャーが目撃し、「ちゃんと指示を出しなさい」と怒られる
こんなことが5年以上続きました。
本当につらかったですね。
人見知りコミュ障は仕事できない人間に思われる
先ほど話した、従業員にうまく指示が出せないという部分から、仕事ができない人だと思われるようになりました。
なぜなら、指示が出せないということは、店の運営がうまくいかないことにつながり、その結果評価が下がるからです。
バイトやパートなら言われた通りやればいいのですが、社員はそうはいきません。
従業員それぞれ得意・不得意を見極めて、やってほしいことを指示し売り上げを上げるために努力する。
これが社員の仕事です。
これができないということは、自分の評価が上がらないことになります。
評価が上がらない→ほかの同期が店長に昇格するなか自分は一般社員のまま→仕事ができないと思われる。
このようになります。
同期が3~4年で店長に昇格するなか、僕は5年たっても店長になることができていませんでした(結局店長の話は来ましたが、逃げるように退職を決めましたw)。
上記のような感じで、人見知りコミュ障は仕事ができない人間に思われてしまうんですね。
人見知りコミュ障が接客業をやったらよけい悪化した気がする
人見知りコミュ障の人の中には、「あえて接客業をやることで人見知りコミュ障を治そう」と考えている人がいるかもしれません。
僕もそう思っていました。
しかし現実は厳しかったです。
むしろよけい悪化した気がするのです。
なぜかというと、
治そうと接客業で頑張る
↓
うまく話せず自分のコミュ力のなさに絶望する
↓
結果、よけい話すのが怖くなる
上記のようなループにはまるからです。
もちろん人によっては必死に努力して、見事人見知りコミュ障を改善し、うまくやっていける人もいるでしょう。
ただ上記のような人はほんの一握りだと思います。
僕は人見知りコミュ障をなおそうと教材を買ったりなどもしましたが、どうしても一生懸命会話をするのが疲れてしまい、挫折してしまいました。
なので、治そうとするよりも自分が人見知りコミュ障なのを受け止めて、そのうえで自分に何ができるのかを考える。
これが重要です。
人見知りコミュ障は退職を伝えるのも大変
僕は2年目くらいから辞めたいと思っていましたが、退職を伝えることができず、結果5年半働くことになりました。
なぜなら、退職を伝えるのにも勇気がいるからです。
普通の人でも退職をなかなか言えない人がいるくらいです。
人見知りコミュ障だと、よけい「退職を伝えたらなんて言われるだろう」と思ってしまいます。
実際、僕も
- 退職を伝えよう
- やっぱもう少し頑張ろう
- やっぱりやめよう
このループの繰り返しでしたね。
結局退職を伝えたのは、店長に昇格する話が来た時でした。
この時面談をすることになったので、退職を伝えるのにいい機会だと思い、伝えました。
※正直人見知りコミュ障で店長なんかできねーわwと思って逃げました(笑)。一応やりたいことができたのもありますが。
人見知りコミュ障が接客業をやってしまうと、【辛いのにやめることができずにだらだら続けてしまう】という、一番最悪なことにつながりやすいんですね。
人見知りコミュ障でもできる仕事はたくさんある
世の中にはたくさんの仕事があります。
そして会社に就職し、サラリーマンとして働くだけが仕事ではありません。
就職せずブログで生計を立てている人もいれば、転売で稼いでいる人、投資で食っている人などもいます。
いわゆるネットビジネスですね。
ネットビジネスは基本人と会わなくても、パソコン1台で稼ぐことができます。
就職する以外にもたくさんの稼ぎ方があるんです。
例えば、ココナラ 。こちらは自分のスキルを販売できるものです。絵がうまい人であればブログやYouTubeのアイコンが欲しい人がいるのでやってみるのも面白いです。無料で登録できます。
そしてクラウドワークス
上記のようなサービスを複数利用して稼ぐとか。
ちなみに僕も就職して働くのはもう無理だと思って、ブログ(アフィリエイト)で稼いでいこうと思い、日々ブログを書いています。
詳しくはコミュ障でバイトしたくない人にオススメの稼ぎ方7選で解説しています。頑張れば生活費を稼げる稼ぎ方です。
あなたもまずはいろいろ自分でどんな仕事があるのか調べてみて、自分に向いている仕事を探してみてください。
人見知りコミュ障が接客業をした結果:まとめ
それでは今回の記事をまとめます。
- 人見知りコミュ障が接客業をやった結果
- 「いらっしゃいませ」がもはや苦痛
- 説明ができず、お客さんが困惑
- 従業員に指示が出せず怒られる
- 仕事ができない人だと思われる
- よけいコミュ障が悪化した
- 退職を伝えることも苦労
- 人見知りコミュ障でもできる仕事はたくさんある
人見知りコミュ障の人は、ネットビジネスというのも考えてみてください。
本当に世の中たくさんの選択肢があるんです。
そしてネットビジネスは会社員の給料なんか簡単に超えるくらいの可能性も秘めています。
もちろん、簡単ではありません。努力と継続が必要です。
しかし、正しい努力と継続をすれば、きっと人生は変わっていくでしょう。
今回は以上です。